Qカウンセリングの目的は?
A カウンセリングとは、自分自身を知るという行為です。
人はさまざまな悩みを抱えながら生きています。
悩みのない人はいません。
その悩みから逃げずに、自ら解決したい人を
カウンセラーがサポートします。
Qカウンセリングってなにをするの?
A カウンセリングでは、まずあなたの話を傾聴し、
とことんあなたに寄り添いながら共感的理解のもと、
最も適したを技法や心理療法を使って
問題の解決(回復)をはかってゆきます。
Q カウンセリングと人生相談は違うの?
A 人生相談や身の上相談は、
現在抱えている悩みに対してアドバイザーが
「こうすれば(たぶん)大丈夫」と指示してくれます。
トラブルの解決策そのものに焦点をあてた対応をするので、
「他の誰かの解決策」や「人生論」
を押し付けられることもあります。
カウンセリングとは、
カウンセラーがあなたの悩みをお聴きすることで、
あなた独自の悩みの原因が
どこにあるのかを一緒に考える作業です。
ヒントやきっかけ、気付きを得て
あなたと共に根本原因を見つけ出します。
Q ただ話を聴いてくれるだけで解決できるの?
A あなたが一方的に話をし、
カウンセラーが傾聴するだけではありません。
積極的な話し合いになることもあります。
基本は、
あなたの話しを傾聴した上で
あなたに最も適した心理療法によって
問題の解決に取り組むことです。
たとえば
心因的な体調不良などの場合、
その根本的な原因がどこにあるのかを考え、
あなたの生育環境や性格傾向を分析します。
ご自身の物の考え方に偏りがある場合は、
最善の方法(たとえば認知行動療法など)
を用いてあなたとともに
偏りの修正を行ってゆきます。
心理療法を進める場合は
指示ではなく、あなたに合ったやり方で
あなた自身が問題を解決(回復)
していくことができるようにサポート致します。
また、問題の解決後も同じような悩みが起きた場合、
ご自身で解決する力を発揮出来るようになっていただくことも
カウンセラーの仕事です。
Q 必ず回復(解決)するの?
A 残念ながら、100パーセント「解決します」
「回復します」と言うことはできません。
統計的には、カウンセリングの成功率は6〜7割程度
と言われています。
が、私はそのデータに疑問を持っています。
ではありますが、カウンセラーは回復を信じて
カウンセリングを行います。
Q 薬を服用しているのですが‥‥
A クライエントさんには初回インテーク面接の際に、
「お薬の服用の有無」を確認させていただいています。
お薬を服用されているからといって
カウンセリングをお断りすることはありません。
ただ、お薬を服用されていない方へ
「この方は、カウンセリングよりも病院やお薬が先」
と判断したときには、
通院をお勧めする場合があります。
そのためカウンセラーは
精神医学の知識が絶対に必要なのです。
Q どんな悩みでも症状でもいいのですか?
A どのような悩みでもどのような症状の方でもお話を伺います。
安心してなんでもお話しください。