恋愛感情と生涯のパートナー(1)


私のブログ「すべてはうまくいっている!光と心の調和」では度々恋愛について書いております。が、経験値が微少というかほぼ皆無である苦手分野のため、見聞&想像力&学問的知識に頼らざるを得ません。しかしそれがなかなか面白く、この記事も、現時点での覚書という感じで書いております。恋愛賛美とはいかず、Romanticが止まらない♪ 方にはお勧めしないことを前もってお伝えしておきます。

 

有史以来、人類がもっとも好んで題材にする物語は恋愛を描いたものではないでしょうか。

私が好むアクション、サスペンス、心理戦、サイコホラーなどを主題とする小説や映画、漫画等でも、何故かほとんどストーリーの途中で恋愛沙汰が割り込むのです。要らんよ。

恋愛要素のない物語なんて、福神漬けのないカレーライスになってまうだろ!という感覚なのでしょうか。

大抵ハイハイと読み飛ばしたり早送りをするんですが、恋愛メインの作品であれば結構楽しむことができます。

 

恋愛というのは、そもそもが利己的な情動及び行動によって成立しているものです。

本能に根ざしたとてもエゴイスティックな代物なのですが、イメージ的には、何かキラキラして崇高な精神行為とでも言うような、詐欺レベルの虚偽に満ち満ちています。

胡散臭いですよね。ネ⁉︎

 

愛する妻や恋人を救うために自分の命を犠牲にする、という例外もあります。しかしまあ、恋愛感情によるものでなかったり、本能に逆らう脳の異常状態によるものであったりと、現実には滅多にありません。

 

それが自分のDNAを引き継いだ我が子であったりすると、また話は違ってくるのですが。

 

 

恋愛感情の成り立ちって?

 

二足歩行による骨盤の変化から産道が狭くなり、逆に脳容積が増大した結果、人類の♀は子どもが未成熟の状態で出産することになります。その結果、母親はまだ寝返りもできない赤子に付きっきりで面倒を見なければならず、外敵から身を守ることも食糧調達もできなくなります。

 

そこで「生存と子孫繁栄」本能は、そうだ!🌟 母子の安全を確保するために、一定期間「父親(♂)」という役割をつくり育児に参加させよう!というシステムを構築したのでした。

 

子どもが二足歩行になり自我が芽生える(2歳頃)まで、母親と父親二人で育児に携われば、子どもの生存率は飛躍的に上がるというわけです。

 

男(♂)と女(♀)が出逢って⚡️ピカーン!と恋に落ち、結婚→出産→子どもの歩行・自我の獲得‥‥までがざっと3年。その3年間は一緒に協力して育児しようね、というシステム。

 

約3年間、母親と父親をくっつけておく仕組みとして進化した感情が「恋愛感情」。

 

ちなみに、恋愛感情という情動のルーツは、男女では異なるという説が有力です。女性の場合「母性愛→進化→恋愛感情」、男性の場合「征服欲・所有欲→進化→恋愛感情」となったらしい。

 

まあそういった事情で、カップルがお互いに夢中になる恋愛期間は正味3年と初期設定でプログラミングされてしまっているのです。DNAに。そして今日に至るまでそのプログラムに変化はないようです。はい。

 

余談ですが、歴代ガンダムシリーズの中でお気に入りの主人公のひとり、 刹那・F・セイエイは恋愛沙汰には一切巻き込まれません。途中でより進化した新人類「純粋種イノベーター」として覚醒するのですが、生まれ落ちた時から、ちっちゃなエゴに過ぎない恋愛感情遺伝子など、すでに退化消失していることを示唆しておるのです。(¨)(. .)(¨)(. .) ウンウン←勝手な解釈。

 

全哺乳類のうち夫婦で子育てするのは全体の約0.3%、霊長類でも15%くらいだろうと言われてです。大抵の場合は繁殖期に番(つがい)となって、交接直後にカップル解除。育児は雌単独で行い、雄はトンズラが正常なのです。

ところで人間様は基本365日繁殖期というか発情期ですから、その点でも色々難しいらしいですね?

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